酒屋の嫁のひとりごと

ここのとこ連日酒を呑む。

それはね、サンプルを試飲して蔵元にコメントを返すため。


昨日の私はなんだかトゲトゲしていた。

自分で言うのもなんですが。

旦那はんにも散々愚痴ってしもーた。


甘口路線の酒に対し、私が旦那はんに伝えた感想は


「シャープやな。」


おかしいな。この酒、甘口やろ・・・と自分でも不思議に思った。


でも旦那はんは何も言わなかった。


甘いとね～ついつい進んでしまうのよ。

1杯目を呑みながら、旦那はんとあーだこーだと、感想を言い合う。

ちょっとテンションあがってきての２杯目。


私は「なーなー、なんかバナナみたいな感じするわ。」
　　「果実実あふれる甘みって、このことかいな。」・・と伝えた。


そしたら旦那はんは「そやろ。シャープなわけないねん。気分で酒の味はかわるから。」

と言った。


実感。


それは前から分かっていたけど、

イライラしたまま酒を呑むと、いくら良い酒を呑んでも、良さは感じることができない。

ゆえに私はヤケ酒はしない。


けど、あらためて実感。


不思議な飲み物。


お酒は楽しく呑みましょうね。


でもね・・・

トゲトゲした気分を「まあまあ、そんなイライラせんと・・・」

と肩をなでてくれるのも、また酒なんだなぁ・・・


まったく。。